2012年04月29日

2012年4月1日〜5日 元陽 【3日目 元陽】 箐口民族村、螺丝田、老虎嘴梯田

午後は2時に車が迎えに来て、蘑末[と呼ばれるきのこの形をした家が立ち並ぶハニ族の村(箐口民族村)へ。途中通った土木工事現場では女性の作業員が多く働いていた。民族衣装にヘルメットをかぶって。

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箐口民族村は観光地というよりは本当にふつうの村で、水牛が歩いていたりする。

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村の風景はたいしたことはないけど、

12年4月055箐口民族村#.jpg

ここは棚田に出られて歩くことができるのがいい。紫色の浮萍(浮き草)が生えた田んぼがあって、前に見た機内誌の色とりどりの棚田の写真はきっとこういう田んぼがいくつかある場所なんだろうと思った。

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それにしても、棚田を歩くのは坂道でけっこう疲れる。

老虎嘴梯田に行く前に、ガイドが螺丝田という場所に連れていってくれた。
ここは入り口で入場券を見せるような場所ではないけれど、写真集などにでてくるけっこう有名な場所らしい。標識も案内もない道を降りていくと棚田で出られた。
細いあぜ道を歩くのはけっこう怖い。

12年4月056螺丝田#.jpg

1段の高さは1mぐらいあって、棚田は山の斜面にあるのであぜ道に立つと断崖絶壁とまではいかないけどけっこう急な斜面の縁に立つ感じになる。でもいい眺め。

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ここは棚田が黄金色になる秋の収穫時もいいらしい。

老虎嘴梯田へ。
ここは夕日に輝く棚田が有名な場所。日没は7時ぐらいなのでそのくらいに行くものと思っていたのに、老虎嘴には4時半頃着いて、早過ぎないかと何度もガイドに聞いてしまった。早過ぎはしないけど夕日の効果があらわれるまでまだ少し時間があるというので、烤豆腐を食べる。

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豆腐の網焼きで元阳の特色料理のひとつらしい。厚揚げのような感じ。素朴な味。唐辛子をつけて食べるのだけど、ガイドがさらに味精(味の素)をがさっと入れたのはびっくりした。それを見てしまうとたぶん村の食堂で食べる料理にも味の素が山ほど入ってるんだろうなと想像がつく。田舎に行けば化学調味料の入っていない料理が食べられるというのは大きな誤解だ。
烤豆腐は飲み物(王老吉とコーラ)も入れて20元。きのう食べた網焼き芋は3個1元だったから破格に高い。観光地価格だ。

そばで子供が石遊びをしていた。小石を3個ほど放り上げで落ちてくるのを掴みとる。なかなか俊敏だ。

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老虎嘴梯田には上と少し下に展望台がある。まず上から眺め、まだ時間が早いと思ったからカフェ(?)でコーヒー(10元)を飲む。

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案の定インスタントコーヒー。

老虎嘴梯田には6000ぐらいの棚田があり、見渡す限り棚田が広がっている。

12年4月060老虎嘴#.jpg

老虎嘴と言われるのは棚田の一部が虎の頭に見えるから。そう言われてみると、虎の頭の縞々のように見える。

しばらく上から眺めてから下の展望台に行く。下に着いたのは5時半ごろだったけど、ちょうど水田に夕日が映りこんで金色に輝くのが見えた。ガイドが夕日の効果と言っていたのはこのことだったのか、と合点がいく。

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夕日が映りこむ場所はしだいに山の方にずれていって6時ぐらいにはもう効果は見えなくなってしまったから、確かに5時ぐらいに着いていないと見られない。朝日はやわらかい光だったけど、日没は強い金色の光。ほんの少しの間だったけど自然がつくりだす光景にしばらく見入った。

12年4月062老虎嘴#.jpg

それにしても上下の展望台の間の階段の上り下りはきつい。下りは足ががくがくしたし、上りは息が絶え絶えになった。

日没までしだいに暗くなっていく棚田を眺めてそこを後にした。

夜はちょっと遅くなったので、ホテルのレストランで食べる。
薄荷炒牛肉(28元)。ホテルなので異常に高い。味はまあまあ。けっこう辛い。
甜菜のスープ(32元)。

12年4月063甜菜#.jpg

甜菜というのが珍しくてたのんでみた。これはなかなかおいしかった。帰ってきて調べてみると甜菜はサトウダイコンのことで根から砂糖がつくられるらしい。で、葉は家畜の餌にするという。ん?家畜の餌?
夜、空がかすんでいて星は見えない。おぼろ月だけ光っている。
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2012年04月21日

2012年4月1日〜5日 元陽 【3日目 元陽】多依树梯田、坝达梯田

今日は6時にホテルを出て日の出を見に行くので、まだ暗いうちから起きた。
ところがいざシャワーを浴びようとしたとたんに停電。どうも村中停電らしい。
携帯電話を明かりがわりにしてなんとかシャワーを浴びる。ありがたいことにお湯は出た。
あとは手探りで着替えて、ロビーへ。

きのうたのんだ車は6時を少し過ぎて来た。
まだ20代前半思われる運転手兼ガイドの李君。

クルマは長安の星S460。

12年4月元陽_長安の星#.jpg

まだ暗い道をかなりのスピードで走り、途中で棚田の1日観光入場券(100元)を買って、30kmほど離れた多依树梯田には7時前には着いた。

多依树梯田は日の出を見る名所。着いたときにはすでに多くの人が一眼レフカメラを構えてスタンバイしていた。
この棚田は静謐で美しい。

12年4月元陽_多依树1#.jpg

着いたときはまだ暗かった棚田がしだいにあかるくなっていき、刻々と表情を変える。

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そして日の出。

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ほんの少し棚田が赤く染まった。

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愛村へ。

ここは棚田のあぜまで降りて行けた。途中、黒ブタに出会う。

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天気がいいと青空が映りこんできれいらしいけど、今日は少し霞がかかっているからそれほど青くは見えない。

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それから、坝达梯田へ。

ここのパノラマはすごい。

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天空から眺めているような感じで、下の方に雲が動いていくのが見える。霞がかかっているから一層幻想的な感じがする。

12年4月元陽_坝达2#.jpg

今日は一眼レフが欲しいと思った。ボクが持っている古いデジカメではおそらくこの幻想的な光景を写しとることはできない。

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ホテルにもどる途中、いくつか村を通っていく。

12年4月元陽_愛村1#.jpg

女の人はふつうに民族衣装を着ている。

このあたりは哈尼(ハニ)族や彝(イ)族といった少数民族が住んでいる。黒っぽい服が哈尼(ハニ)族で、レインボーカラーのようなのが彝(イ)族だと教えてくれた。

村の中には、田舎らしい標語が貼られている。「子供を人身売買から守ろう」とか「AIDSを防ごう」とか。

12年4月元陽_途中の村2#.jpg

うろ覚えだけど「女の子を学校に行かせるのは親の義務」「知力で貧しさから抜け出そう」みたいなのもあった。

途中で手を上げている人を車に乗せた。車で走っているとよく手を上げる人を見かける。どうやらタクシーがわりに利用しているようだ。降りるときガイドに5元渡していった。

ホテルに帰ってきたら、また停電中。意図的に節電しているのかもしれない。エレベーターが動かないし、お湯が沸かせないからコーヒーも飲めない。

昼食はホテルの近くの迎賓酒楼で。素材を選ぶと調理方法はだいたい決まっているみたいで、きゅうりを選んだら豚肉と合わせて炒めてでてきた。

12年4月元陽_迎賓飯店1# .jpg

他に椎茸と筍を選ぶ。ごはんはどんぶりめし。3品で26元だった。

少し街の中をぶらつく。

三輪車や大型バイクが多い。男の子はガイドもそうだったけど髪を伸ばしてジェルで固めてちょっと格好をつけてる感じの子が多い。

12年4月元陽_新街鎮#.jpg

女の子はスカートを穿いている子はほとんどいない。

水パイプをやっている人がいた。

12年4月元陽_水パイプ#.jpg

昼時で鶏を買って持って歩いている人が多かった。

12年4月元陽_途中の村#.jpg

清明節で使うものもあちこちに売られていた。

12年4月元陽_新街鎮3#.jpg

ふと見ると、診療所が目に留まった。

12年4月元陽_新街鎮2#.jpg

外からベッドが見える。針、点滴といった文字が書かれていた。ここにかつぎこまれたくないなと思った。そういえば薬屋はあちこちにある。病気になったら薬にたよるしかないということか。

道で売っていた網焼きの芋を買う。

12年4月元陽_新街鎮4#.jpg

3個1元。けっこうおいしい。
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2012年04月14日

2012年4月1日〜5日 元陽 【2日目 昆明→元陽】

バスの発車時間は10:20だったけど、ネットで買ったチケットは2時間前に窓口に取りにくるように書かれていたし、ホテルのフロントで南部汽车客运站までは1時間ぐらいかかると言われたので、7時前にはチェックアウトしてホテルを出た。

タクシーがなかなかつかまらず20分近く待たされたけど、乗ったら15分ほどでターミナルに着いてしまい、7時半過ぎにはターミナルの入り口に立っていた。

12年4月南部汽车客运站2#.jpg

でもその時間にはまだターミナルの中も人が少なくて、落ち着いて窓口でチケットを受け取ることができた。

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飲み物などはターミナルの中で買おうと思ってたけど、中には売店はなく、一度安全検査を通ったのにまたもどって、タクシーを降りたあたりにあったスーパーで食料を仕入れた。
8時をすぎると急にターミナルの中に人があふれ出した。

バスは時間通りに出発して、12時頃に一度休憩。あとは南沙に着くまで休憩なしだった。

12年4月南部汽车客运站3#.jpg

高速道路はふつうに整備されている。

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途中の風景はふつうの田園風景で見慣れた日本の田舎のような感じ。特に心を動かされることもなくひたすらバスに揺られていた。

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高速道路は道が新しくてよかったけど、一般道路に降りるとがたがた。
南沙に着いたときは、「ようこそ元陽へ」という看板があったから終点かと間違えて降りてからバスを離れようとしてしまった。途中で気がついて引き返したからよかったけど。

目的地の新街鎮まではさらに1時間。南沙から新街鎮までは山道でガードレールもカーブミラーもない道を走り、遅い車を追い越すときがちょっと怖かった。

新街鎮に着いたのは結局、昆明を出てから6時間半ほど。8時間かかるというのはちょっとおおげさだったようだ。
新街鎮に着いて、さっそく帰りのバスのチケットを買う。帰りのチケットは結局ここに来て買う以外の方法がわからなかった。バスは40人ほどしか乗れないのでちょっと心配したけど、難なく買えた。しかも1番。料金は来た時と同じ136元。

ホテル(元阳云梯大酒店)はバスターミナルから歩いて5分もかからないところ。だいたいそんなに大きな村じゃないし。

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部屋には冷蔵庫がなかったけど、快適だった。

12年4月元阳云梯大酒店2#.jpg

チェックインして翌日棚田を回る車をチャーターする。1日400元と言われてちょっと高いなとは思ったけど、まあホテルに入るバックマージンも含まれているだろうからそのくらいだろう。
まだ夕方だったので、近い棚田には行こうと思えば行けたけど、ちょっと昨日から風邪を引いたみたいで熱っぽかったから今日は休むことにした。

ちょっと夕飯の場所を探しながら街をぶらぶらする。

12年4月元陽1#.jpg

新街鎮は山の斜面にあって、坂道が多い。

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村には2、3軒しかボクでも入れそうなレストランはなく、その中で一番きれいな感じの「六軍飯店」に入る。

12年4月六軍飯店1#.jpg

メニューも一応あるけど、基本的には並べられている食材を選ぶ。ボクは結局他のテーブルで人が食べているものを指差して注文した。
なんだかよくわからなかったけど独特な感じがしてたのんだのは、木の皮に生えるコケ(8元)。

12年4月六軍飯店2#.jpg

食べてみて広州や上海で食べたことのあるものだとわかった。微妙な味。
紅豆の料理(8元)。紅豆をこのようにして食べるのはちょっと珍しいけど味はふつう。
野菜のスープ(6元)。ちょっと苦味のある野菜。スープはほとんど味がなくお湯に近いからスープを飲むというより野菜を食べる感じ。
それぞれそこそこおいしいけど、好みとしてはふつうかな。でもここでしか食べられないものなのでそういうところに価値はある。それにしても安い。
帰ってきてから食べたものを調べてみると、雲南料理といっても実は地域や少数民族ごとにいろいろな種類があることがわかった。汽鍋や過橋米線はハニ族の料理で、木の皮に生えるコケや苦菜を食べるのはイ族らしい。

店を出て少し熱が上がってきたみたいなので、薬局で解熱剤を買う。
この村には薬局がけっこう多い。やはり医者が少ないかいないせいか。
解熱剤は11元。しかも1回8〜12錠服用。ちょっと怪しかったけど飲んでみた。
posted by chinausa at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 元陽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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