2010年09月22日

杜拉拉昇職記 GO LALA GO!(2010年)

とき:2010年4月
小説は2007年に出版されて以来、キャリアアップしたい女性たちの間でベストでラー。
外資系の会社のアシスタントとして入社した20代の拉拉(LALA)が上司相手に給料やポジションの交渉を重ねながら厳しい競争をクリアして人事部長まで上りつめていく。今はビジネス書として書店に並ぶほどで帯には「ビルゲイツの言葉より参考になる」と宣伝文句が書かれていた。

ドラマ化もされたけど、今回は映画化された。

杜拉拉昇職記1.jpg
http://hi.baidu.com/janedoudou/album/item/cceb92ced36b8c3992457e83.html

映画はすごくスカッとした気分になれる。喜多嶋隆の小説のような感じ。
シビアな小説とは違い、まったく軽い感じ。だから小説を読んだ女の子たちからは中身がないと不評なのだけれど。
映画では仕事も恋もすべてがとんとん拍子にいくって感じで、困難はあってもそれらはさらっと流されていく。
まさにバブルな気分で楽しめる。

面白いのは拉拉が昇進する度に、年齢と職位と月収が示されること。
この辺が妙に生々しく、中国らしい。

徐静蕾がLALAを演じている。
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2010年08月22日

唐山大地震

2010年7月公開。

北海道ブームを巻き起こした「非誠勿擾」でも知られる馮小剛の監督作品。

24万人というものすごい数の犠牲者を出した大地震をもとにした映画。
地震は76年に河北省唐山市で実際に起きた。
映画は生き残った7歳の少女とその家族の物語。
悲惨な話ではあるけれど、あたたかく強い感情に包まれる。

唐山大地震2.jpg
写真:http://news.xinhuanet.com/ent/2010-04/14/content_13350730.htmより

(以下ネタばれあり)
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2010年07月18日

射雕英雄伝

2001年版(2003年版?)

西安の華山に登ったからか、武侠ドラマ熱が再発。

金庸の同名の有名な武侠小説をドラマ化したもので、もう何回もつくられている。
2008年にも新作がつくられたけど、2001年制作のこのバーションにはボクの好きな周迅が黄蓉役で出ているし、評判も高い。
それに梅超風役は国宝級のダンサー、楊麗萍が演じていて貴重な映像だ。

華山から帰ってきて、ちょっと見始めたのだけれど、とにかく長い。42話。中国ではドラマは週1回の放映じゃなくて毎日放送されるから日本のように12回ぐらいではすぐに終わってしまって面白くないのはわかるけど、DVDで一気に見ようとするとかなり大変だ。
まあ、面白いからいいのだけれど。

この続編にあたる「神雕侠侶」(2006年版)が毎回ほとんど楊過と小龍女のいちゃつきだったのに比べると、こちらの方がそれほどべたべたした感じはなく、武侠ドラマっていう感じがする。といっても郭靖と黄蓉の恋物語が中心ではあるけど。

「神雕侠侶」の黄蓉は「やさしいお母さん」という感じだけど、この「射雕英雄伝」の黄蓉はかなりやんちゃで「小妖女(小悪魔)」と呼ばれるのがぴったり。それを周迅が演じるのだからますます小悪魔だ。
西毒(欧陽鋒)に小便をかけた肉を食わせるのはまだいいとしても、言い寄ってくる欧陽克に崖の上から岩を落とすのはちょっとやりすぎだろう。父親の欧陽鋒に助けてくれと請われてもすぐに助けないし。
でも、むちゃくちゃ頭がよくて、郭靖のことが本当に好きで一生懸命支える姿は感動的。

郭靖は愚鈍だけど純朴でそれがまた怜悧な黄蓉といい感じにはまっている。

それにしても、登場する男たちはみんないいキャラだ。
みんな単純で相手の話をよく聞きもしないですぐ戦い始めちゃうし。
師匠の江南七怪を殺したのが黄蓉の父、黄薬師だと早合点して黄薬師を討とうとする郭靖。おいおい、少しは黄蓉の話を聞けよ、って思ってしまう。黄薬師は黄薬師でへそ曲がりだから来るなら来いって感じだし。

老頑童(周伯通)は愛すべきキャラ。智能は3歳児並みなのだけれど、武術はむちゃくちゃ強くてスーパーサイヤ人級。逃げ回っていた恋人の瑛姑から、「今までのことは水に流してあげる。でもひとつだけ教えて。一番楽しかったときはいつ?」と聞かれていろいろはぐらかしたあげく「お前と・・・」と言いかけて「あ〜頭が混乱してきた」と最後まで言えない。

西毒(欧陽鋒)もたくさん悪いことをするのだけれど、落とし穴にまんまにはまってしまったりして憎め切れない。最後は狂ってしまってちょっとかわいそうって思うし。

いろいろ辻褄が合わなかったり、非現実的だったり、つっこみどころは満載なドラマ。
なんで鷲に2人の大人がつかまって飛べるわけ?とか、崖から落ちた裘千仞を追って飛び降りた一灯大師が裘千仞をつかんでまるで羽が生えているかのように崖の上に舞い戻ってくるというスゴ技をなにげなくやってみせるし。
煙雨楼で1日死闘を繰り広げていたのに、日が暮れると「そういやあ約束の決闘の日は明日だから明日にしようや」という提案で「それじゃあ、明日」といって休戦するのは、そんなら最初から戦うなよ、って思うし。
でもそういうことも含めて楽しめるドラマだ。
posted by chinausa at 12:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする